2020年3月10日

守れる命を守る会会員 各位

上告状兼上告受理申し立ての判決結果について

守れる命を守る会

謹啓 平素より「守れる命を守る会」にご支援ご協力を賜り厚く感謝申し上げます。
  昨日3月9日、2016年8月4日に子宮頸がんワクチンの薬害を主張する池田修一氏から提起された村中璃子医師に対する名誉棄損訴訟に対する上告状兼上告受理申し立について「却下」(「棄却」ではなく上告自体を受けつけないという意味)との判決が出された旨、代理人弁護士から報告を受けました。
  当会としては科学の在り方およびその言論が司法裁判で歪曲されたままになったことは大変残念です。しかし、控訴審では村中璃子先生の部分が原審から削除されたことや慰謝料(賠償金)が発生しなかったことは大きな成果であり、弁護団はじめ、会員の皆様のご支援のお陰です。書面ではございますが、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
  裁判はこれで終了になりますが、この問題は真に科学界こそが自浄的に解決を図るべきことであります。当会はこれからも、社会全体が科学的根拠に基づいた言論活動の環境が守られ、自由に発信できる環境が成熟していくよう活動を続けてまいります。
  引き続き、ご支援ご協力のほどお願い申し上げます。                    謹白

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