2019年3月25日
報道関係者 各位

「科学的言論を封じる名誉棄損訴訟判決」に対する記者会見のご案内

守れる命を守る会
代表 石渡 勇

前略 日頃から皆さまにはお世話になっております。
私ども「守れる命を守る会」は科学的な言論を支援し、科学的な言論活動に対する誹謗、中傷、訴訟等を受けた者を支援する団体です。子宮頸がん(HPV)ワクチン問題をはじめ、科学的な言論活動により、科学的に正しい情報を広く提供していくことは、国民の健康と命を守ることに他なりません。
さる2016 年 3 月 16 日、科学的・倫理的に問題の多い厚生労働科学研究班の主任研究者である池田修一信州大学元教授が、「子宮頸がんワクチンを打ったマウスだけに脳に異常な抗体 が沈着して、海馬の機能を障害していそうだ」「明らかに脳に障害が起こっている。ワクチンを打った後、こういう脳障害を訴えている患者の共通した客観的所見が提示できている」と説明する映像が TBS「NEWS23」で全国放送されました。これに対し医師でジャーナリストの村中璃子氏は、月刊「Wedge」に「子宮頸がんワクチン薬害研究班 崩れる根拠、暴かれた捏造」と題した記事を寄稿して同研究発表の杜撰さを指摘し、反響を呼びましたが、池田氏は学会や論文など科学の場での反論はいっさい行わず、村中氏や Wedge 社に対する名誉棄損訴訟を起こしました。
3月26日はその裁判の第一審判決(東京地裁、13:15-~527号法廷)を迎えます。当会は一審の判決結果を受けて下記の要領で会見を開きます。
記者の皆さまにおかれましてはご多用中ですが、ご参集賜りますようお願い申し上げます。

参考資料:
「科学的な言論を支援する声明」(PDF)
「医療者たちからのメッセージ」 (PDF)
守れる命を守る会の署名に寄せられたメッセージより (抜粋)(PDF)

◆ 記者会見◆
【日 時】 2019年3月26日(火) 17時30分 ~ 18時30分
【場 所】 厚生労働記者会(厚生労働省9F)
【参 加 者】 石渡 勇 (産婦人科医・守れる命を守る会代表)
安倍 宏行(ジャーナリスト・Japan In-depth編集長)
藤本 英二(弁護士・村中璃子氏代理人)

主催:守れる命を守る会
「守れる命を守る会」は科学的な言論活動を支援する団体です。医学・科学の専門家、ジャーナリスト、法律家等との交流及び協力を行い、科学的な言論活動に対する誹謗、中傷、訴訟等を受けた者に対する人的物的支援を行います。 全国の医師、ジャーナリスト、弁護士のほか、幅広い分野の方々からご賛同いただいております。  
【連絡先】 k.yoshikawa1029@gmail.com