元筑波大学医学医療系長で、子宮頸がんワクチンの臨床試験にも関わった医師の吉川裕之氏は、
「今回の事案のように全く根拠もないでたらめな発表は、研究者として恥ずべきもので、研究不正があったことを否定する科学者はいないでしょう。捏造や改ざんの定義と照らし合わせて、それにあてはまるかどうかを議論する前に、研究不正があったことに疑いはないのです。調査委員会でも実験の再現性が否定されています。仮に『故意』ではなかったとしても『研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったこと』は間違いないと考えます。」
「池田氏による本件研究の発表もあまりにもデータが少ないのですが、『捏造』としか表現できないのです。」
と述べている。(丙63の2)

専門家から次々と自身の発表が「捏造」であると指摘されながらも、実験ノートやスライド等の生データの開示をひたすら拒み、「捏造でない」ことを示すことができない池田修一氏。本件訴訟の目的が、本当に池田修一氏の名誉の回復を目的とするものなのか、ますます強まっていた。