元近畿大学学長で、長年子宮頸がんの治療に携わってきた野田起一郎医師は、2018年1月30日付の専門家意見書で、本件マウス実験に関する池田修一氏の発表は捏造であるとの村中氏の指摘に関し、「ほとんど全ての研究者が、池田氏には『サーバリックス接種と脳障害を含む神経症状には因果関係が存在する』という結果を作り上げようとする意図があったと判断すると考えられ、これを持ってすれば、『今回のマウスの実験結果に関する池田氏の発表は捏造である』という指摘は、まさに正しい」と述べた上で、「『公の場で、こうしたいい加減なデータと、それに基づく誤った解釈を発表するとともに、遺伝学の基本ともいうべきデータ解釈の能力もないとみなされる医学研究者』の名誉とは、なにを指しているのであろうか。池田氏には、棄損されるような『名誉』などないと、ほとんどすべての研究者が判断すると考えられる」と述べている。(丙62の2)野田起一郎氏の意見には、大多数の医師・科学者が同意するところであろう。
こうした意見もふまえ、2018年2月1日、村中氏は、池田修一氏に対し、反訴を提起している。